飽きのこないボールペン「定番の10本」 - トレンド - 日経トレンディネット
フィッシャー
ブレット クローム
3150円アポロ11号のクルーに使われたことで世界的に有名になったフィッシャーのスペースペン。そのスペースペンで、現役宇宙飛行士に使われているシリーズが、このブレット。その名の通り弾丸のようなシンプルなスタイルは、ニューヨーク近代美術館の収蔵品にもなっている。
実際、そのスタイリングだけでも、欲しくなるペンだが、使い勝手もよい。コンパクトな本体は、キャップを後ろに差せば、ちょうど持ち易いサイズになるし、流線型のボディの傾斜は指によく馴染む。さらに、深く刻まれた溝が、グリップの役割を果たして、スムーズに使える。小さくとも、なかなか侮れないペンだ。
宇宙でも書ける秘密は、窒素ガスを封入したリフィル。ガスの圧力を使って、無重力や逆さにした状態でも書けるわけだ。水中でも書けるし、気温-50℃から200℃まで対応する。
インクも、かなり粘度の高いものを密封していて、100年以上経っても乾燥せず、書き味を保つらしい。さらに写真や油性のものの上にも書ける。ただ、その粘着性の強さのせいか、やや筆圧を強めにしないと、しっかり書けないことがある。逆に言うと、きちんと筆圧をかけてやれば、どんな状況でも、どんな面にも書けるということだ。
とにかく壊れにくく、インクの持ちもよく、放っておいても書けなくなることはないし、寝転がっても、無理な姿勢でも書けて、書く素材も選ばない。写真のクロームのほか、表面の仕上げが違うものがいろいろある。好みのものを選び、ポケットやカバンに入れておきたい。
(via uz96)